転職活動の流れって?

- アパレル業界ニュース -
2015年06月02日

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転職活動をしたいけど、具体的にどのようなステップを踏めばよいのか分からないという人は少なくないのではないでしょうか。基本的には就職活動と同じですが、転職ならではのこともあります。転職活動の流れをみてみましょう。

1.なぜ転職するのか
まずは、自分はなぜ転職を考えているのかという、転職の動機についてじっくり考えることが、転職活動の最初のステップになります。具体的には、現状にどのような不満があるのか、転職によって何を実現したいのか、社会人としてどのような自分を目指しているのか、という点について、今一度深く考えてみましょう。ここで考えたことが、履歴書や面接など今後の転職活動における基礎になります。このように、自分の考えを整理しつつ、同時進行で、さまざまな業界や会社の特徴について研究をしてみましょう。

2.社員や転職経験者に話を聞こう
興味のある企業をいくつか絞り込んだら、まずは求人の有無を確認しましょう。求人があるかどうかを調べるには転職サイトや転職エージェントに登録する方法があります。自分の希望とマッチする求人を見つけたら、実際に転職経験者に直接話を聞く機会を設けましょう。友人の紹介や転職サイトを通して、社員や転職経験者に積極的に話を聞くことで、イメージと現実のギャップを埋めていくのです。描いていたイメージと近ければ、より具体的に転職後の自分の姿を思い描くことができ、その後の転職活動をスムーズに運ぶことができます。

3.応募する
希望の転職先が見つかったら、履歴書や職務経歴書などの応募書類を作成し、応募の手続きに入ります。応募にあたっては、転職エージェントのような仲介業者を利用したり、企業に直接エントリーを送るなど、いくつか窓口があります。仲介業者を通すと、履歴書や職務経歴書の書き方や面接の仕方などについて相談やアドバイスをしてもらえるでしょう。また、企業と強いパイプを持っている仲介業者の場合、面接後に良かった点や悪かった点などを教えてくれるところも。相談相手となるコンサルタントを選ぶことができるエージェントもあるので、メリットなどを考慮して応募しましょう。

4.面接
無事に履歴書が通過したら、次は面接が行われます。企業のホームページを読み込んだり、ツテを頼って社員を訪問したりするなどして、面接には準備万端で臨む必要があります。応募先の企業の業務内容と自分のキャリアとを照らし合わせながら、おおよその質問事項を予想し、しっかりと対策を練っておきましょう。また、面接では、自分の経歴やスキルとともに、入社した後、どのような仕事をしたいのかという点について具体的に述べましょう。転職コンサルタントがいると相談に乗ってくれますし、安心ですね。

5.退職
無事に応募先で採用が決まったら、退職の意思を現在の職場に伝えましょう。退職の意思表示は、退職日の1~2か月前に伝えるのが社会人としてのマナーです。意思を伝えるのが遅くなったとしても、最低でも退職希望日の2週間前に上司あるいは人事部に伝える必要があります。退職の意思が固まったら、円満退職できるように時期やプロセスに気を配ることを忘れずに。トラブルを生まないためにも、退職の報告は早めに伝えるほうがよいでしょう。

6.最後に
転職活動の流れを掴むことはできましたか?就職活動に比べて転職活動は、すでにキャリアがある上、業務を通して得手不得手が見えていて、自分自身をアピールしやすいのではないでしょうか。いざ転職活動をしようと思った時にあたふたしないためにも、日頃から、職場で得たスキルや実績などをまとめておくのも良いですね。転職活動の流れをしっかりと押さえて、希望する仕事に就けるといいですね。