「若手からの業界への期待」

- コンサルタントの独り言 -
2017年09月29日

30代の若手経営者3人に「業界の課題は?」を問う記事があつた。一人は、若い人が業界に入ってこない。特に中堅OEM企業には人が入らないことにより提案力が弱まる。二人目は、独自性の欠如。生産を商社通じて海外に投げ、消費者が本当に欲しいモノを生み出すことをさぼったツケが出てきている。人は本質的にファッションで自分らしさを表現したいので同質化はまずいと。三人目はおしゃれして出掛ける場所、イベントが少ないと。

彼ら若手経営者に業界活性化させるには、後ろ向きにものごとを考えるのではなく、適正な規模でビジネスを展開すること。ニーズがないから新しいことを始めず、売上を維持拡大しようとする。業界が今こそ、新しいことに挑戦することが活性化に。また、トウキョウベースのように大卒初任給で25万円支給の投資ができる機運も業界の活性化であると。

文/島崎淳 (Jun Shimazaki)