2021年がスタートした。
昨年は世界にとって苦難の1年だった。
経済活動には、急ブレーキがかかり厳しい状況であった。
消費市場も先行き不安から消費者は節約志向を強める。
FRの柳井社長は
「収入が増えず、失業者や休職者、自宅待機を余儀なくされるが増え、将来に不安を感じている中、消費者は価格に敏感になっている。そんな状況下での値上げはあり得ない。ジーユー(GU)は値下げ断行。国内市場では感染第3波が売上に大きなマイナスインパクトを与えている。特に土日の販売減が大きい。ただ自宅近所の郊外店舗は好調だ。出費が厳しい中、服のカジュアル化やテレワークの普及で究極の普段着ブランドを作りたい。」と
また店舗とネットでの購入に違いはなくなり、将来は服の選択や販売員とのやり取りがネットに移り顧客が店に来ても来なくても売れる体制を作りたいとも述べている。
昨年のコロナ禍で表面化した問題の解決に向け、今年はそこから立ち上がる「再起動」の年にしたい。
文/島崎淳 (Jun Shimazaki)