近年、アウトドアファッションはカジュアルブランドとして、幅広い世代から愛されています。そんな中、コロンビアは1938年に創業したアメリカ・オレゴン州のアウトドアブランドとして多数のファンを獲得。今回は、オシャレなアパレルブランドとして地位があるコロンビアについてご紹介します。
1. コロンビアのブランドコンセプト
コロンビアは、アメリカ生まれのアウトドアブランドです。「アウトドア、アクティブ、オーセンティック、アメリカン、バリュー」をブランドコンセプトとして掲げており、ジャケットやバッグ、ブーツなど、アクティブに活動したいユーザー向けのアイテムを開発しています。
人気の秘密は、アウトドア専用に設計された機能性とともに、ファッションとしてのデザイン性を満たしている点にあります。例えば、『マウンテンズアーコーリングジャケット』は着心地、軽さ、防水機能を満たし、アウトドア必携のジャケットとして愛用されています。
バッグ・リュックは、シンプルな『トカト20』や、可愛らしいデザインの『ガトリンバーグ13Lバックパック』をはじめ、学生の通学用にも人気。容量が多いうえに愛着がわきやすいデザインで、男女問わず若い世代の支持を集めています。
色鮮やかなブーツは女性のファンも多数。デザイン性にも優れた登山用シューズ『カラサワIIプラスオムニテック』や、普段使いに適した『ウィメンズセイバーミッド』など、デザイン・機能性を満たしたものばかりです。
登山の格好と言えば重装備が定番でしたが、近年はオシャレで身軽な服装を好む女子が増えています。実は、近年ブームになった『山ガール』の間でも、コロンビアは人気。手軽なアウトドアブランドウェアとして、女子の間でも高い評価を受けているのです。
2. 仕事内容
コロンビアは独特の手法を採用し、スタッフのモチベーションアップを促しています。ここでは、具体的な仕事内容と商品販売の方法について見てみましょう。
仕事内容は、店舗での商品販売や接客、商品の仕入れなどが挙げられます。ただ店頭に置いて販売するだけでなく、商品販売の際、プロモーション期間を用意し、スタッフが自らおすすめアイテムを選定します。販売データを検証できるようになり、販売する商品に愛着も湧くはずです。
商品プロモーション時、スタッフ同士でミーティングを行い、「どうやったら売上が上がるか」を話し合うこともあります。その際、他店舗や他社を視察することもあり、職場をよくするという視点から働くことが可能です。
人事評価制度は数値化してスタッフに共有。指標として個人別の売上もわかるシステムがあるため、高いモチベーションで勤務できる楽しさがあります。
また、コロンビアは、OJT・Off-JT研修のどちらにも意欲的。スタッフに商品知識を理解してもらえるよう、商品説明会を開催し、商品知識や接客スキルの習得に努めています。
アウトドアファッションは着るだけでなく、「楽しむ」という、スポーツウェアならではの魅力があり、実用性の高いファッションを好むファンが店員になったケースは少なくありません。楽しみながら働ける魅力があります。
3. 店舗情報
コロンビアは全国展開しており、北海道から九州までに進出しています。ここでは、全国にある直営店のうち、特色ある3店舗をご紹介します。
コロンビアショップ 原宿店
東京都渋谷区神宮前5-11-11
tel:03-6418-8140
2010年3月オープン。ファッションカルチャーである原宿のキャットストリートに進出し、2フロア構成の開放的な空間となりました。木目調の什器を採用しており、都会の中で大自然の雰囲気を体感できると思います。
コロンビアショップ 渋谷店
東京都渋谷区宇田川町13-16国際ビルB館 1F
tel:03-5459-5077
2010年11月オープン。シアトルの直営店と同様のコンセプトで、木目調の内装とコンパスブルーによって、ブランド生誕地のオレゴン州ポートランドの大自然を表現しています。
コロンビアショップ 南堀江店
大阪府大阪市西区南堀江1丁目19番地27号 山崎ビル1Ｆ
06-6535-0538
2009年4月オープン。国内初の路面直営店かつ、関西地区の旗艦店としてのポジションとして人気です。本格的なアウトドアからデイリーユースまで、幅広い商品ラインナップが特徴です。
アメリカ発のアウトドアブランドとして、日本でも男女や世代を問わず人気を集めるコロンビア。人事評価制度や研修制度、商品プロモーションにも意欲的なブランドなので、ファンの方はもちろん、仕事内容に興味がある方は働いてみるとよいかもしれません。
