コーチの求人に応募したい!伝統あるブランドでキャリアを磨く!

- アパレル業界ニュース -
2016年05月31日

girl in a coat on the street

年齢や性別を問わず、人気を集めるレザーウェアブランド「コーチ」。クラシックかつ、モダンなアメリカンスタイルを提供するブランドとして、創業以来、最高水準の素材と職人の伝統技術を保ち続けています。今回は、人気ブランドであるコーチの求人に応募する際のポイントや履歴書での志望動機の書き方をご紹介します。

 

アクセシブル・ラグジュアリー「コーチ」の魅力

上品なデザインと特徴的なロゴで人気を集める「コーチ」。最近ではアクセシブル・ラグジュアリー(高い価値を保ちながらも、手の届くブランド)の代表格として、さらなるファンの拡大を続けています。

●コーチの歴史
1941年にアメリカのニューヨークにて創業した「コーチ」。当初は、野球グローブに使われる革を用いた小さな革工房で、男性向けバッグをメインとするブランドでした。1960年代にドレスに合う機能的なアクセサリーやキーケースなど小物の展開を始めると瞬く間に人気となり、ウェアやアクセサリー、香水など新しいカテゴリを展開することでブランドのスタイルを高めていきます。1990年代にはこれまで比較的年齢層が高めだったブランドイメージを変えるべく新たな広告展開を行い、若者向けで高品質ながら良心的な価格といったイメージを定着させることに成功しました。2000年10月、コーチはニューヨーク証券取引所に上場を果たし、総合ファッション企業として不動の位置を確立したのです。

●コーチといえば?
ブランドの頭文字「C」を用いたロゴマークや馬車をモチーフとしたブランドロゴは、一目でコーチとわかるアイコンとして有名です。このモチーフにもなっているサスペンション付きの四輪馬車はハンガリーにある「コチ」という町で発明され、地名そのものが「大切な荷物を運ぶときに使われる馬車」の代名詞になりました。このことから「コーチ」というブランド名には、「大事なものを運ぶ時に使ってほしい」という想いが込められています。

●コーチの魅力
コーチの魅力は、どんな時代の流行にもマッチする上品なデザインと長く使える丈夫さにあります。コーチは革工房からスタートしたブランドのため、素材や縫製がしっかりとしていることが強みです。
また、デザインと高品質の両方を実現しているにもかかわらず、比較的手頃な価格であることから、初めて購入するブランドとして選びやすいといった点も人気を支えるポイントの一つでしょう。

 

コーチのお仕事とは?

コーチでは、お客様を自宅に招待したときのような温かみのある接客を心掛けています。では、実際にコーチの店舗で働くスタッフはどんな仕事をしているのでしょうか。

●セールスアソシエイトとは?
コーチでは販売担当のスタッフをセールスアソシエイトと呼んでいます。主な仕事内容は、お客様への接客と販売、商品のご案内、在庫管理などです。ブランドの世界観や魅力をお客様にお伝えし、素敵な時間を体験していただけるよう、満足のいくサービスをご提供します。
また、バッグをはじめウェア、アクセサリー、シューズ、香水などさまざまなアイテムを取り揃えているため、トータルコーディネートのご提案が可能です。お客様にコーチの魅力を実感していただけるよう意識して行動する過程で、ワンランク上の接客スキルを身につけることができるでしょう。

●コーチのお仕事の魅力
コーチでは一流ブランドであり続けるために、「革新こそが成功への原動力」というブランドバリューを掲げ、お客様に対して常に最高のサービスを提供できるよう、機敏かつ柔軟な組織づくりに取り組んでいます。そのため各店舗のストアマネージャーはスタッフ一人ひとりに対してきめ細かな目標設定や役割分担を行い、成長をサポートしています。

 

コーチで働くための志望動機の書き方

コーチの求人に応募する際、どんなことをアピールすれば良いのでしょうか。志望動機を書く際に役立つ参考例文と書き方のポイントをご紹介します。

●志望動機の書き方
必ず押さえておくべきポイントは「なぜファッション業界なのか」「なぜコーチなのか」「コーチで何をしたいのか?」の3つです。これらの理由を自分の中で深めておけば、熱意が伝わる文章が書けるだけでなく、面接の場でもしっかりとした受け答えができるようになります。

<志望動機 例文>
「私は学生時代からファッション業界や洋服の製作に興味があり、自分で洋服を作っていました。様々なブランドの製品を参考にする中で、貴社製品の縫製や素材、一貫したこだわりや哲学に魅力を感じるようになりました。それは、主張のあるデザインにもかかわらず丈夫で、カジュアルからフォーマルまでどんな場面にも使えるということです。そんな精神性に貫かれた貴社の製品は素晴らしく、私も長く愛用しています。自分が心から素晴らしいと感じる貴社製品の魅力をひとりでも多くのお客様にお伝えしたいと思い、貴社求人に応募させていただきました。」

●コーチに向いている人、コーチが求める人
コーチでは常に革新を続けられる人材を育成するため、あらゆるシーンにおいてコミュニケーションを重視しています。ファッション業界の経験がなくても、チームで協力し合って何かを成し遂げてきた経験など、具体的なエピソードがあれば、それを盛り込むと良いでしょう。

 

歴史と格式のあるコーチで、一流の接客スキルを学ぼう

コーチは「ブランドの原動力は優れたスタッフを育成すること」という考え方を重視しています。コーチのスタッフになることができたら、個性を大切にしながらチームワークで高いパフォーマンスを発揮する仕事の進め方が身につくでしょう。年齢や性別を問わず幅広い層に支持されている歴史と伝統のあるブランドで、一流の接客スキルや長期的なキャリアを身につけたい人は、ぜひコーチの求人に応募してみてはいかがでしょうか。