ディーゼルは1978年にイタリアで誕生したブランドです。今では、世界の80カ国以上に販売拠点を持つグローバル企業となり、アパレル業界で「プレミアム・カジュアル・ウェア」という新しい分野を築きました。日本でも全国に店舗を出店し、ファッションという枠組みを超えて、インテリアやカフェまでも展開しています。ライフスタイル全般をディーゼルで確立し、その独創性豊かな世界観で世界中から愛されています。今回は、ディーゼルで働きたいと思う人へ、ブランドの魅力や仕事内容などについてご紹介します。
カジュアルブランド「ディーゼル」の魅力
ディーゼルという名前は、創立当時、新たなエネルギーとして注目されていたディーゼル燃料のように、世の中を活気づけられるブランドにしたいとの願いからつけられました。創立者のレンツォ・ロッソが代表を務める、複数のブランドグループの中で、最も気に入っていたブランドだと言われています。
●ディーゼルとは?
ディーゼルは1978年にロッソがイタリアで創立したアパレルブランドです。デニムとカジュアルファッションを中心に、ラグジュアリーでもカジュアルでもない、「プレミアム・カジュアル・ウェア」という分野を確立しました。服飾だけでなく、ライフスタイル全般をディーゼルの世界観で統一しようと、インテリアの分野でホームコレクションを発表するなど、幅広く展開しています。
●ディーゼルの魅力
ディーゼルの中心にある思想は「勇敢であること」です。人を驚かせるようなものを創りだすことをコンセプトに、カジュアルだけどおしゃれ、機能的だけどデザイン性が高いといった、今までにないスタイルを提案できるのがディーゼルの魅力です。男性が中心だった客層も、現在では女性や年配層にまで支持を広げています。世界中から集まったデザイナーの自由な発想で、従来の考えにとらわれないコレクションを毎シーズン発表しています。
また、近年は飲食業界にも進出しました。世界初のコンセプトストア「グロリアスチェーンカフェ」を渋谷と心斎橋にオープンし、毎シーズン世界中を旅するディーゼルのデザインチームが美味しいと感じたメニューだけを並べ、料理の世界でもディーゼルの世界観を表現しています。
ディーゼルのお仕事内容って?
多彩な人材が世界中から集まるディーゼルでは、それぞれの役職で個々がセンスを磨き、アイデアを膨らませることで、新たなブランドイメージを創り出しています。
●ディーゼルのキャリアアップ
ディーゼルでの最初の仕事は、ブランドの商品知識を身につけて、ファッションアドバイザーとして接客・販売の仕事を覚えることです。そこから販売管理職として店長や複数の店舗を管轄するエリアマネージャー、あるいは販売専任職となって販売職のエキスパートを目指すキャリアもあります。
現場で経験を積んだ後は、本部スタッフも目指せます。VMD(Visual Merchandising=ビジュアル・マーチャンダイジング)やMD(Merchandiser¬=マーチャンダイザー)、マーケティング、プレス、百貨店営業、経理など、ブランドを裏から支える方向へのキャリアチェンジも可能です。
●ディーゼルのお仕事の魅力
ディーゼルでは、自由な発想でライフスタイルを提案するために、遊び心と個性を尊重し、楽しみながら仕事に取り組める人を求めています。人生が楽しいからこそ、仕事にも喜びが生まれ、そこにディーゼルブランドとしての付加価値が生まれると考えています。
また、ディーゼルでは研修制度が充実しています。入社1年後にさらなるスキルアップを目指して行われるフォローアップ研修や、業務ですぐに役立つ内容を短時間で学ぶショート研修、社外でも通用する一般的な社会人としての知識を学ぶポータルスキルトレーニングなど、様々な教育プログラムが用意されているので、販売経験がなくても経験を積み、活躍することができます。
ディーゼルで仕事がしたい!
求人に応募する際、どんなことをアピールすれば良いでしょうか。最初の要素である志望動機について、参考になる書き方とそのポイントをご紹介します。
<志望動機 例文>
「以前はアパレル業界で販売スタッフとして勤務していました。接客販売・商品管理・レジ操作などは支障なくできます。以前から貴社の機能的かつシンプルなデザインをとても気に入っていて、貴社のブランドの販売に携わりたいと思い、今回、応募いたしました。」
接客や販売の経験者であれば、接客のエピソードを交えて即戦力で働けることをアピールしましょう。未経験者はブランドへの気持ちや、働きたいという熱意を具体的に伝えましょう。
<志望動機 例文>
「私が貴社で働く機会がありましたら、お客様にもっとディーゼルの魅力が伝わるような接客、ファッションへの提案をしたいと思っています。まずは自分自身のコーディネートで新しい提案をすること、そしてお客様とのコミュニケーションのなかで、ライフスタイルを汲み取り、今より少し新しいテイストを加えたファッションを提案をさせていただきたいと思います。」
貴社で働いて自分ができることや、自分でディーゼルを見て正直に思った感想を伝えても良いでしょう。ブランドへの意欲や常識にとらわれない自由な発想をできる人が求められています。
ディーゼルで目指す自分のキャリア
ディーゼルは研修制度が整っていて、一人ひとりのスタッフが個性を発揮しながら、お客様に新しい提案をするために、常にセンスを磨いています。ワークライフバランスを大切にし、同じ仕事ならできるだけ楽しく取り組みたいと考える社員が多く在籍しています。スタッフたちの発案が、日々新しい戦略につながっていく。そんな環境で働き、スキルアップできれば、自分の目指すキャリアの幅も広がっていくことでしょう。