アメリカ生まれのトミー・ヒルフィガーは、メンズ・ウィメンズ・キッズと、幅広いセグメントを対象に展開するファッションブランドです。全国に展開しているので、認知度も高く、ここでの仕事に興味がある方も多くいるのではないでしょうか。今回は、トミー・ヒルフィガーのブランドコンセプト、誕生までのヒストリーについてご紹介します。
1. トミー・ヒルフィガーのブランドコンセプト
トミー・ヒルフィガーのブランドコンセプトは、「CLASSIC AMERICAN COOL」です。このコンセプトのもと、クラシックアメリカンファッションを現代風にアレンジしたアイテムがラインナップされています。80年代アメリカの名門私立高校のスタイル「プレッピー」を、前面に打ち出したブランド展開が特徴です。
トミー・ヒルフィガーのターゲット層は、主に10代から20代の若年層です。カジュアルなアイテムが多いので、普段の生活の中でも着こなせる一方、ビジネスシーンでも活躍するアイテムが数多く販売されています。
メンズアイテムでは、鮮やかな色使いの『HOUSTON CHECK LINEN CUSTOM FIT1』や、男性らしさを際立たせる『BANKSI STRIPE LINEN CUSTOM FIT1』など、カジュアルで普段使いにも便利なアイテムばかりです。ストリートシーンにも合わせやすく、着る人の感性を高めるアイテムが多数あります。
ウィメンズアイテムとしては、可愛らしいデザインの『CASSIA STRIPE SKIRT』、洗練された赤色が特徴的な『NEBES DRESS NO SLEEVE』などがあります。10代から20代といった若年層に向けたアイテムを販売しており、アメリカンでシンプルなデザインの中にも、着心地や組み合わせしやすいアイテムも特徴です。
2. ヒストリー
トミー・ヒルフィガーの歴史は、創業者であるトミー・ヒルフィガーの波乱万丈な人生そのものです。
創業者のトミー・ヒルフィガーは、高校時代からアパレル業界に興味を持ち、友人と「ピープルズパレス」というショップを1969年にオープンしました。しかし、誕生からわずか7年で倒産してしまい、25歳という若さですべてを失ってしまいます。
現在のブランドは、トミー・ヒルフィガーがフリーのデザイナーに転身した1979年以降に設立されたものです。1984年にコレクションを発表、1985年に会社として設立し、メンズスポーツウェアの有名ブランドに成長します。
これまでトミー・ヒルフィガーはメンズ向けが中心でしたが、2002年より「トミーガール」というレディース向けのラインも展開し、より幅広い購買層を視野に入れています。ウェアだけではなくアクセサリーやホームファニシングなども手掛けています。
3. 人気アイテム
トミー・ヒルフィガーは、メンズスポーツウェアとして人気が出たブランドです。現在では財布やバッグなど、幅広い分野に進出しています。ここでは、人気に火がついた理由を見てみましょう。
・財布
財布は、英字ブランドロゴが刻まれたデザインのシルバーのプレート、ワンポイント的に使われる紺・白・赤のロゴがさりげないオシャレさを打ち出しており、上品なアメリカのデザインで人気です。
・バッグ
バッグのなかでは、マイクロミニボストンバッグが人気です。かわいらしい見た目ながら、丈夫さと機能性に富み、いつでも使えるデザイン性が愛されています。
・ウェア
メンズスポーツウェアとして人気になったブランドなので、テニスやゴルフ用のウェアが人気です。機能性が高いシンプルなファッションが、ファンのハートを掴んでいます。
このほかにもキッズウェアやシューズ、雑貨なども販売されており、ファッションの組み合わせも無限大です。家族でオシャレをしたいという方にもおすすめのブランドです。
4. 店舗情報
トミー・ヒルフィガーは全国で115店舗あります。実際に店舗を訪れ、スタッフさんやブランドコンセプトを体感してみるとよいかもしれません。
トミー・ヒルフィガー 自由が丘店
東京都世田谷区奥沢5-25-13 wando自由が丘west1・2F
TEL:03-5726-2510
トミー・ヒルフィガー 横浜元町店
神奈川県横浜市中区元町3-118 ムラキビル1F
TEL:045-228-1137
トミー・ヒルフィガー あみプレミアム・アウトレット店
茨城県稲敷郡阿見町大字吉原2700
TEL:029-889-6787
トミー・ヒルフィガー 佐野プレミアム・アウトレット店
栃木県佐野市越名町1272-2
TEL:0283-21-1792
メンズスポーツウェアとしてスタートしたトミー・ヒルフィガーは、上品なアメリカンスタイルが特徴です。近年は幅広いターゲットから愛されているので、トミー・ヒルフィガーで働きたい方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。