原宿といえば、個性的なファッションの聖地として、アジアだけでなく世界から注目を浴びるメジャーなエリア。
そこには、日本全国だけでなく、アジアから集まったおしゃれな男女が集まっており、ファッション業界を牽引しているのです。
それでは若者ファッショをリードする街・HARAJUKUを見ていきましょう。
原宿の歴史
今でこそ、ファッションをリードする街なのですが、かつては狸・キツネが住む田んぼが広がるエリアでした。
ところが1964年(昭和39年)には原宿近くの代々木体育館などを会場とした東京オリンピックが開催。
付随して選手村なども建設され、世界の人々が訪れるようになったのが、今の原宿の始まりとされています。
この外国文化の影響を受けて育った若者はメディアなどで「原宿族」と呼ばれ、ここで初めて、原宿とそのファッションが注目され始めたのです。
その後、1972年には明治神宮前駅が開通され、1978年には大型ファッションビルのラフォーレ原宿がOPENし、当時創刊直後であった今も人気の雑誌「アンアン」「non-no」により、ここ原宿特集が組まれ、今の「ファッションと言えば原宿」という地位が確立したのでした。
以降、1980年代には、メディア・雑誌などで大きく取り上げられた、原宿で派手なファッションでダンスをする「竹の子族」と呼ばれる若者が生まれるなど、常に若者の話題の中心には原宿と渋谷、この二つがピックアップされるようになったのです。
世界から見た原宿
原宿は日本でファッションとしての地位を確立するだけでなく、世界でも非常に人気のあるエリアです。
通常のカジュアルなファッションだけでなく、ロリータファッション、ゴスロリファッションなど多種多彩なテーマの人たちが存在しているという事自体が海外の方からすると、驚きの連続のようで、周りの目を気にせず「自分のスタイルで楽しんでいる!」というイメージが確立し、「原宿に行ってみたい!住んでみたい!」と憧れを持つ、世界の人達が多いそうです。
原宿のファッションテイスト一例
・アメカジ系
・ウラハラ系
・ギャル系
・セレクト系
・古着系
・ガーリースタイル
・ゴスロリ系
・ハードファッション系
※特に「HARAJUKU Kawaiiカルチャー」を代表するゴスロリファッションは世界的に反響が大きく、世界のセレブも注目していると言われています。
これらのファッションは下記の商業ビルから発信されています。
主な商業施設はこちら
・表参道ヒルズ(東京都渋谷区 神宮前4-12-10)
・ラフォーレ原宿(東京都渋谷区神宮前1丁目11-6)
・東急プラザ 表参道原宿(東京都渋谷区神宮前4丁目30-3)
・CUTE CUBE HARAJUKU(東京都渋谷区神宮前1丁目7-1)
・SoLaDo竹下通り(東京都渋谷区神宮前1丁目8-2)
・原宿クエスト(東京都渋谷区神宮前1丁目13-14)
変わりつつある街
さて、原宿と言えば原宿駅から明治通りに掛けての竹下通りを筆頭に中高生向けアパレル店舗やクレープ店が立ち並ぶなど、若者ファッションの街としての認識が強いのですが、街は徐々に変貌を遂げています。
近年、大人の街に様変わりしており、表参道・青山通りのエリアはH&M、FOREVER21(フォーエバー21) 原宿店、Gapフラッグシップ原宿などファストファッションが立ち並んでいます。
また、古い建物が続々と建て替えられ、跡地には高級ブランドが入っている表参道ヒルズがOPENするなど、大人の女性・男性にも楽しめる街になってきたのです。
もし、久しく原宿に行っていない方はぜひ、若者の街から大人の街へと変貌しているHARAJUKUに一度立ち寄っては如何でしょうか。
以前とは違う原宿が見えてくるかもしれません。
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