大阪のファッション中心地といえば梅田とアメリカ村。近年はそれに加えて、心斎橋エリアにファストファッションの旗艦店が続々出店したり、天王寺エリアにあべのハルカスがオープンするなどして、大阪のファッションエリアが徐々に広がりをみせつつあります。いま大阪でショッピングするなら、押さえておきたい梅田、心斎橋、天王寺エリアのファッションビルをご紹介しましょう。
1. 梅田エリアのファッションビル
●グランフロント大阪 南館
一日に250万人が利用する大阪駅・梅田駅北側の再開発エリア「うめきた」に立地する、2013年4月に開業した複合商業施設です。ショッピングエリアには266店舗があり、人気ファッションブランド、インテリアショップ、雑貨店、大型書店、レストランやカフェといったテナントが入居しています。
A|X ARMANI EXCHANGE（A|X アルマーニ エクスチェンジ）、URBAN RESEARCH DOORS（アーバンリサーチドアーズ）、CABANE de ZUCCa（カバン ド ズッカ）、SHIPS（シップス）、nano・universe （ナノ・ユニバース）、BANANA REPUBLIC（バナナ・リパブリック）、BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS（ビューティ＆ユース ユナイテッドアローズ）、UNITED ARROWS green label relaxing（ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング）などが入店しています。
●Lucua（ルクア）
大阪駅北側のノースゲートビルディングにあるファッションビルです。セレクトショップや飲食店などのテナントが198店出店しています。20代から30代の女性がメインターゲットですが、カップル客の来店を想定して約4分の1を男女共用ブランド店に割り当てています。
UNITED ARROWS（ユナイテッドアローズ）、GRACE CONTINENTAL The Banquet（グレースコンチネンタル・ザ・バンケット）、ヴィヴィアン・ウエストウッド アングロマニア(Vivienne Westwood Anglomania)、JILL by JILLSTUART(ジルバイジルスチュアート)、CECIL McBEE（セシルマクビー）、ローリーズファームエト(LOWRYS FARM Et*) などが入店しています。
●E-MA（イーマ）
A.P.C.（アー･ぺー･セー）、B’2nd（ビーセカンド）など人気セレクトショップ45店舗が揃う最先端ファッションビルです。ユニセックスに展開する店舗も多く、男女ともに楽しめるでしょう。
●NU 茶屋町
茶屋町の代表的存在のファッションビルです。
KATE SPADE SATURDAY（ケイトスペードサタデー）、Levi’s®（リーバイス（R））、COMME des GARCONS（コム デ ギャルソン）、URBAN RESEARCH Sonny Label（アーバンリサーチ サニーレーベル）など、ファッション関連の店舗が40店舗集います。
●ハービスPLAZA ENT
BOTTEGA VENETA（ボッテガ・ヴェネタ）やGucci（グッチ）など、ラグジュアリーブランドの旗艦店が並び、洗練されたリッチ感たっぷりのファッションビルです。ハイブランドからリアルモードまで、約30ショップが並びます。
●ブリーゼブリーゼ
「ACTIVE／RELAX」がコンセプトのファッションビルです。日本初ブランドや、大阪初出店が約半数を占めます。
BANANA REPUBLIC（バナナ・リパブリック）、BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS（ユナイテッドアローズ）、MARGARET HOWELL（マーガレット・ハウエル）、Vivienne Westwood（ヴィヴィアン・ウエストウッド）、URBAN RESEARCH（アーバンリサーチ）、Cath Kidston（キャスキッドソン）など61店舗が入店しています。
梅田エリアには、このほかにも、赤い観覧車が目印の「EP FIVE」、関西・全国初出店も含めた100店舗超の「EST」、ザ・リッツ・カールトン大阪を擁する超高層ビルの一角に位置する「ハービスPLAZA」、大理石の柱などガレリア調の内観や広々とした通路が優雅な「DIAMOR OSAKA（ディアモール大阪）」、 ヒルトンホテル大阪に併設されたショッピングプラザ「ヒルトンプラザ イースト＆ウエスト」など、多数のファッションビルが立ち並んでいます。
2. 心斎橋エリアのファッションビル
●心斎橋OPA（本館・きれい館）
心斎橋エリアのランドマークともいえる、地下鉄心斎橋駅から直結のファッションビルです。ヤングカジュアルや上質なセレクトショップのほか、大阪や神戸発の個性派ブランドのショップが数多く出店しています。
たとえば、LOWRYS FARM（ローリーズファーム）、JEANASIS（ジーナシス）、gelato pique（ジェラート ピケ）、MARC BY MARC JACOBS（マーク ｂｙ マーク ジェイコブス）、KAWI JAMELE（カウイジャミール）、JURIANO JURRIE（ジュリアーノジュリ）、INGNI（イング）、MOUSSY（マウジー） 、EGOIST（エゴイスト）、SPIRAL GIRL （スパイラルガール） 、CECIL McBEE（セシルマクビー）などがあります。
3. 天王寺エリアのファッションビル
●あべのハルカス
2014年3月にオープンした日本一の高層ビルです。日本国内の構造物としては東京スカイツリー、東京タワーに次いで3番目の高さを誇ります。最初の１年間の展望台の来場者数を180万人と見込んでいましたが、8か月余りで200万人に達し、予想を大きく上回ったことでも話題になりました。
あべのハルカスには、COACH（コーチ）、Tory Burch（トリーバーチ）、SEE BY CHLOE（シーバイクロエ）、Marc by Marc Jacobs（マークBYマークジェイコブス）、kate spade new york（ケイトスペードニューヨーク）、BURBERRY BLUE LABEL（バーバリーブルーラーベル）などが入店する近鉄百貨店本店が入っているほか、展望台、美術館、ホテル、レストランなどが揃います。
大阪のファッションエリアは、梅田以外にも、心斎橋や天王寺などにまで拡大を続けています。足を運んでみてはいかがでしょうか。これからも大阪のファッション事情から目が離せません。
