アパレルの面接で良く聞かれる質問
面接で重要なのは事前の準備。どんな質問をされるかを想定して、答えを十分に用意します。アパレルの面接では、応募先のブランドについて、他のブランドについて聞かれる事もしばしば。
面接前にノートなどに質問と答え、ポイントなどを書き出しましょう。
可能なら面接官役の人を相手に予行練習すれば、準備万端です。
Q. なぜ当社に応募したのですか。
志望動機はほとんどの面接で聞かれる質問です。
入社の意欲が本物か、長く続けられるかを判断されます。応募する会社の利点、ブランドの好きな点などをまじえて、志望の理由を明確に話しましょう。
POINT:
■ 中途半端な気持ちでない事をアピール
■ 事前に会社について下調べして、会社・ブランドの良い点を上げておく
Q.退職理由は何ですか?
個人的な退職理由は説明しづらい場合もあります。前職のグチになってしまう事もしばしば。何のために、何がしたいか、退職の目的を明確にしておきましょう。
志望動機を退職理由の基本にして、新しい仕事に臨む事を考えて退職理由につなげましょう。
POINT:
■ 前向きな退職理由をまとめる
■ 事前に会社について下調べして、会社・ブランドの良い点を上げておく
■ 前職で努力しても希望が実現しない場合は理由を明確にする
Q. 今までの経歴を教えてください。
これまでの職歴を、自己PRもまじえて分かりやすく話しましょう。
面接官は今までの経歴とともに、過去に応募者がどんな実績を上げたかを重要なポイントとして見ます。
販売員の面接であれば、販売力は採用のキーポイント。どれくらいの規模のショップで年間いくら売り上げたかを答えましょう。
例えば、「スタッフ5名の○○のブランドの渋谷店で、前年の店舗の実績が○○万円。個人の実績が○○万円でした。」など。
成功体験と努力した点を自己アピールとして盛り込みましょう。
MDや営業の場合も同様で、具体的な実績と貢献した内容などをしっかりアピール。
POINT:
■ すぐ答えられるように事前に覚える。職務履歴書と相違のないように!
■ 自己アピールをしっかり入れる
Q. どのようなキャリアプランを描いていますか?
今後のキャリアプランについては、前向きさや努力をアピールする上でとても重要です。数年間で目指している目標について、現在どのように努力しているかを分かりやすく話しましょう。
POINT:
■ 将来の目標を明確にしておく。
■ 現在目標に対して何を努力しているかをアピール
Q. 当社の商品について、どのように思われますか。
事前に応募先のブランドについて研究するのは面接前に必須です。いくつかのショップに実際に足を運んで、ブランドの好きな点、良い点・改善すべき点をまとめておきましょう。
競合となる他社のブランドにも入ってみて、応募先のブランドの何が勝っているかなどをまとめると、より説得力が出ます。
POINT:
■ 面接の数日前までにいくつかのショップを実際に訪れる。
■ 良い点だけでなく、ディスプレイについてなど改善すべき点も知っておくと◎
Q. なにか資格を持っていますか?(ファッション関連、語学)
ファッションに関する資格は必須ではありませんが、持っているとやる気をアピールできます。日頃から学ぶ姿勢がある事は、仕事にも大きなプラスポイントになります。
資格を持っているだけでなく、どう役立つかもアピールすると良いでしょう。
ファッションに役立つ資格:
■ ファッションコーディネート色彩能力検定
■ 販売士
■ ファッションビジネス能力検定
■ パターンメーキング技術検定