H&Mについて

- アパレル業界ニュース -
2015年02月26日

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1.世界最強のH&M
H&Mは、スウェーデンのアパレルメーカー・ヘネス・アンド・マウリッツが展開するファッションブランド。ファストファッションのトップブランドであり、利益率は業界最高水準です。H&Mのビジネスコンセプトは「ファッションとクオリティを最良の価格で」提供することであり、最新の流行 ファッションをいち早く商品化し、低価格で売り出しています。

2.ファストファッションブランドの王者たる理由
ほかのファストファッションブランドにはなく、H&Mにあるもの。それは「ファッション性の追求」と「高級なブランドイメージ」です。
大物デザイナーとの大型コラボレーションを毎年開催することからもわかるように、ZARAやユニクロと違って、H&Mはトレンドを取り入れたファッションを重視しています。このことは「ハイファッションが安く手に入る」という顧客心理を刺激しています。
また、さまざまな有名人をモデルに採用したり、ブランド店が多く立ち並ぶ場所に店舗を構えることによって、ブランドイメージを高め、「高級ブランドなのに安い」と顧客に印象付けるようなブランド戦略を展開しています。

3.モデルや著名人とのコラボ
前述したように、H&Mはさまざまな有名人をモデルに採用しています。2013年夏にはビヨンセ、2014年春にはミランダ・カー、2014年夏にはジゼル・ブンチェンなどのセレブを広告に登用しています。また、2015年3月に始まるベッカムとのコラボレーションも話題です。H&Mの 「モダン・エッセンシャルズ・コレクション」からベッカムのお気に入りのアイテムをセレクトした新ラインを展開すると同時に、2012年よりベッカムがモ デルを務めているボディウェアの新作スプリングコレクションの発売が始まると発表がなされました。
また、H&Mは積極的に大物デザイナーとコラボレーションをし、より高感度の高いファッション性を表現しています。たとえば、シャネルの大御所 カール・ラガーフェルドやステラ・マッカートニー、ジミーチュウなどの大物デザイナーから、マドンナ、カイリー・ミノーグといったアーティスト、マリメッ コ、ヴェルサーチなどのブランド。日本上陸の際は、コムデギャルソンの川久保玲氏とコラボしたことで話題になりました。このコラボレーションは毎回話題を呼び、発売日には早朝からショップに行列ができ、即日完売となることがほとんどです。

4.幅広い商品展開と品揃え
H&Mの商品は、レディース(マタニティ含む)、メンズ、キッズ(ベビー含む)、アクセサリーと幅広くバラエティに富んでいます。また、カラー、サイズが豊富である点も見逃せません。店舗には毎日新商品が入荷し、大型店になると一日に2回の納品があります。商品が売り切れても再生産はせず、 どんどん新しいアイテムを展開することで店舗の鮮度を保っています。これを下支えしているのが約200名いるデザイナーの存在。1日に約300種類もの商品を考案し、どんどん新しい商品を作り出しています。

5.H&Mの商品って通販で買えるの?
残念ながら、日本ではH&Mの公式オンラインストアはまだオープンしていません。しかし、wajaやbuymaといった個人のバイヤーが販売するオンラインストアを通して購入することができます。

6.公式サイトのH&M LIFEをチェック
H&Mの公式サイトで、H&Mが取り扱う商品のカタログや商品情報を見ることが可能です。また、公式サイトにある「H&M LIFE」ではファッショントレンド、ビューティーアイテム、ポップカルチャーの最新情報、有名人のインタビューやビデオ、最新のトレンドレポートなど、 役立つ情報が満載です。デイリーで更新されるのも嬉しいところ。

7.店舗情報
2014年11月現在、世界55か国に3500店舗を展開しています。2008年に日本に上陸し、現在、では51店舗、年間売上高3356億円にまで成長しました。

メゾンブランドのデザイナーとのコラボレーションアイテムなど常に話題に事欠かず、いつも目が離せないH&M。2015年は一体どんなサプライズを提供してくれるのでしょうか。

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