ヘアサロン大手アースの國分社長が出された初の著書「地道力」を読みました
2004年頃、まだ30カ店位の時から、人材のお手伝いをさせて頂いていて、常識を超えた速い成長スピードに驚きと喜びを感じています
一昨年の年収が4億円だったらしいですけど、これも儲けを一人占めしている訳ではなく、FCオーナーや店長を鼓舞するための戦略だと思います(フェラーリ同様)
私は、少しだけ素顔を知っていますが、本のタイトル通り仕事一本の「地道」で質素な方です
恐らく、美容業界でなければ、同じくらい稼いでも、フェラーリに乗ったり、ラグジュアリーブランドに身を包んだりはしない方でしょう
トップの華やかさが従業員に夢を与える職業なので、そこは冷静な計算があり、商売に繋がらなければ、ボールペン1本たりとも買われないです
また大変な努力家であり、独立するまでの10年間は正月以外は1日も休まなかったそうです!そして成功したければ、それを真似る事と言います
「休みなしで仕事する」というのは、スポーツの練習と同じで、苦しい練習を続けてきたことが自信となって、いざという時に踏ん張りが利くようになってくるのです。 ~本文より抜粋
これは、経験則から絶対そうですね
私も10数年間、そういう組織に身を置いてきたので、共感できます
それを言うと経験した事の無い若い子は引いてしまうんですが…まぁどういう自分になりたいかによりますね
國分社長が独立された時は、既に飽和状態の業界、星の数ほどある先行企業、差別化も容易でない、財力も無いというハンディキャップの中で抜け出されたプロセスは、同じように飽和状態の人材業界にも当てはまるものがあります