昨日のブログで紹介した南部さんと竹中さんの共著「これから働き方はどうなるのか」でも幾度となく出てくる「オランダモデル」
今日、グループのアジア担当のJoostが来日、ミーティングを行いましたが、彼はオランダ人であり、オランダ籍の人材大手を数社経験し、正に「オランダの奇跡」を中心で見てきた人物です
失業率10%→2%へ
失業率が10%になった時、オランダ政府がとった施策は労働関連法規の更なる規制緩和でした
今回の日本同様、労組からは「派遣法規制強化」が求められたようですが、企業の国際競争力の低下させ、雇用が硬直化する事が企業の成長を妨げ、ひいては雇用が減るとの判断で、国が労働市場を柔軟にしていこうと舵をきったんですね
それが奏功し、労働コストの引き下げと、生産性の向上が同時に行えて、失業率も減り、世帯収入が増えたと
Joost曰く、「雇用に関して規制を強める方向で国が関与しない方が良い」
日本が目指すべきは「オランダモデル」だと思いますよ