今日は沖縄県の出先機関である沖縄県東京事務所から沖縄県出身の東京で活躍する社員への取材
上京して1年8ヶ月になる彼女は配属先でとても可愛がられてスクスク成長している
彼女の最大の魅力は笑顔であり、その笑顔には大きなバックボーンがあるサトウキビ農家を営むご両親の13人目の子供、末っ子として溢れんばかりの愛情を注がれ、沖縄の日差しと海のミネラルによって育まれた笑顔なのだ
今まで300以上の新入社員のご家族とお会いして、心が揺さぶられて涙腺が刺激された事が何度もあるが、彼女のご両親と会った時も正にそれだった
ご両親は年間400トンものサトウキビを収穫し精糖工場に納品するという工程を他人の手を借りず行なっているため、朝から晩まで休みなく働かれ、13人の子供を育てあげられてきた
お母さんは、その子育ての記録を一人づつスクラップブックを作り、そこに写真やら手紙やらを時系列で貼り付けて保管している
13人目の彼女のスクラップブックも生まれた時の写真から学校の成績表など、無造作に貼り付けられながらも、18年間の歴史がよくわかるような構成になっていた
そして最後のページには私が訪問直前に送った年賀状が貼り付けられていて完結していた
入社直前の2月に訪問したので、バトンタッチという意味だと思う
「これで全員の子育てが終わりました」
これで涙を流すな、というのが無理な話ですやん
そんな環境で育まれた笑顔は家族の宝、沖縄の宝、会社の宝、ファッション業界の宝、日本の宝
あれ?この画像はあんまり笑ってない ^^;