東京商工会議所創立130周年記念で稲盛塾長が講演をされました
テーマは「人生の王道」
稲盛塾長が同県人の偉人”西郷さん”の「南洲翁遺訓」から抜粋して、リーダーのあるべき精神、姿勢、行動について、わかりやすく解説していただきました
今日も塾長の口から出ましたが、私は遺訓30条が大好きです
【命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬも人は、始末に困るもの也。この始末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬなり。去れ共、个様の人は、凡俗の眼には見得られぬぞと申さるるに付き、孟子に、「天下の広居に居り、天下の正位に立ち、天下の大道を行う。志を得れば民とこれに由り、志を得ざれば独りその道を行う。富貴も淫すること能わず、貧賤も移すこと能わず、威武も屈すること能わず」と云いしは、今仰せられし如きの人物にやと問いしかば、いかにもその通り、道に立ちたる人ならでは彼の気象は出ぬ也】
金・名声・地位もいらないというような、損得で動かない人は扱いにくく始末に困るものだが、このような大人物でなければ、困難を克服して大業をなすことはできないという意味なんですが、「格好いいー!!」の一言ですね、そんな大人物に少しでも近づきたいと思いますし、日本のリーダー(首相)にはそういう人になって欲しいですよね
西郷南洲(隆盛)の「南洲翁遺訓」に興味をもたれた方は稲盛塾長著「人生の王道」を読んでみてください
学生の間で「ホリエモンと稲盛塾長のどちらの経営が正しいか?」という議論で盛り上がったというくだりが面白い