見納め！清原選手Part２（さよなら番長）

いやー泣きました

テレビの前で泣きました

こんな感動的な引退試合は見たことないです（今後もないでしょう）

まず、いきなりプレーボール前から王監督が花束贈呈で泣かせます

「来世、生まれ変わったら必ず、一緒にやろう、同じチームでホームラン競争をしよう」

これを聞いた清原選手はドラフトの件（８５年秋、当時の王監督率いる巨人が指名したのは、相思相愛だったはずの清原選手ではなく、早大進学予定の桑田選手だった）もどうでもよくなり、感極まります

そりゃーそうやわなー聞いてるこっちも感動するもん

試合開始、２年ぶりの４番DHでスタメン、４打席１安打（１安打は真骨頂のライト打ちでタイムリー）、杉内は１８球全部直球勝負、ローズの友情の一発などなど感動の連続で試合はバッファローズが４－１で快勝

いよいよ引退セレモニー

花道はランの一種「オンシジューム」で飾られ、華やかな雰囲気です

イチローが、桑田が、金本のアニキが、長渕の兄貴が、藤原紀香や和田アキ子、徳光さん、格闘技の秋山、中村PL元監督はじめとするPLのOB（片岡や清水哲氏）まだまだ数えきれないくらいの豪華な顔ぶれが不世出のスーパースターの最後を見届けにきました

長渕の兄貴がフルコーラスで生「とんぼ」、３万人の大合唱

そして、清原選手からラストメッセージ

大阪の人やバッファローズのファンや関係者に謝ってたけど、そんなん全然謝らんでえーよ！！むしろ皆は感謝してます

オリックスと近鉄が合併して、ちょっと元気がなくなっていた頃に清原選手が来てくれて本当に良かった、プライドが高いから、あのまま巨人で引退してしまうんじゃないかと思ってたので、よくぞバッファローズに来て大阪を盛り上げてくれたというのは大阪人の総意ではないでしょうか？

仰木監督の事を口に出した時に言葉につまってましたけど、あれが清原選手の全てを表してますよね、情に熱く涙もろい男なんです

日本球界いや、日本を代表する同い年（昭和４２年生まれ）の男が現役引退するのは非常に寂しいですが、数々の名勝負にどれだけ感動し、勇気付けられたことか…ゆっくり休んでください、２３年間お疲れさまでした、清原選手ありがとう

【清原選手引退のあいさつ全文】

皆さん、本日は清原和博のために、そしてオリックスバファローズのために来てくださり、本当にありがとうございました。

　プロ入りして２３年間、色々ありましたけれども、今日、子供のころ、いつもテレビで見ていた世界の王さんから花束をいただき、心から感謝しております。

　そして１１年間、僕を育ててくれた西武ライオンズ。昨日、渡辺監督をはじめ西武ナインに、そしてファンの皆様に胴上げをしていただき、この場を借りて、お礼を申したいと思います。西武ライオンズ…ありがとうございました。そして、自分の夢であったジャイアンツで９年間お世話になり、つらいこと、悔しいことたくさんありました。それでも一番の僕の心の支えは球場にかえってきた時、ファンの皆さんのあたたかい声援と拍手でした。ジャイアンツファンの皆さん、９年間どうもありがとうございました。

　そしてオリックスバファローズに入団しましたが、思うように活躍できず、大阪、そして、オリックスバファローズの皆さん、本当に申し訳ありませんでした。

　でも、今年はチームはクライマックスに進みます。僕は出場できませんが、オリックスの若い選手は必ずやってくれると信じています。

　そして、このユニホームを着さしてくれた………天国の仰木監督。今日はイチローもシーズンが終わってすぐ来てくれました。ありがとうございます。

　阪神タイガースの金本選手は僕が足をケガしたらファンの中に混じって治療器を持って立ってくれるような、そんな男でした。…金本選手、金もっちゃん、ホンマにありがとう。

　本当に、大阪、そしてオリックスのユニホームを着たことを誇りに思い、今日、引退させていただきます。全国のプロ野球ファンの皆さん、２３年間、応援どうもありがとうございました。

王さんの前では、永遠の野球少年

清原選手１