ものすごい脱力感です
信じたくないけど、忌野清志郎さんが逝ってしまったようです
思えばJapanese Rockに初めて触れたのがRCサクセションでした
中2の時に郁チャンという劣等生仲間にLPを貸してもらって聴いたのがきっかけで、即効はまりました
奇抜なメイク、髪の毛逆立てて、あの高い声、存在自体が衝撃的で
「トランジスタ・ラジオ」
最初に好きになった曲で、今でもRCの中で一番好きな曲ですが、当時この歌に本当に癒されました
当時は、家が貧乏、低学力、将来の夢も描けず、人生の中で一番無気力だった時期かもしれません
現代は格差社会って言われていますが、私に言わせれば、あの頃のほうがよっぽど格差社会であったように思えます
少しくらい頑張っても逆転のチャンスが無いように子供心に感じていましたから
そんなやるせいない思いを癒してくれたのが、「トランジスタ・ラジオ」をはじめとしたRCの音楽だったんですね
歌詞が直接励ましてる内容という訳では無いんですが、聴くと「マイノリティの味方やな」という感じが解ってもらえると思います
世の中に拗ねてた思春期でしたけど、あの時投げ出さずに乗り越えれたのは、大袈裟じゃなくRCのおかげです
「愛しあってるかい?」って人と人の関係を気遣った清志郎さんらしいメッセージでしたね
心からご冥福をお祈りいたします