盛和塾塾長例会で浦和に行ってきました
経営体験発表では京都の内装会社「フジヤ」の永田社長と山形の建設会社「山本組」の山本社長が発表されました
フジヤの永田社長は親族から経営危機に陥った会社をバトンタッチされ、誰が見ても手遅れの状態の会社を正直に金融機関等に説明する事により、支援を取り付け、奇跡的な業績回復を成し遂げられたそうです
塾長いわく、「真面目で正直な事は、どんな経営テクニックよりも勝る」と評価されていました
また、私が特に印象に残ったのは山本社長の方で、公共事業の減少とともに業績が悪化する建設業から有機トマトの栽培事業へ展開を図り、見事事業化に成功されています
新規事業への展開のきっかけは、上場IT企業経営から転身して野菜栽培を始めた経営者の新聞記事だっと言います
普通の人は見逃しがちな情報にピンときたのは、「何か生き残りのための事業はないか?」という新聞一つを読むにしても、明確な目的意識で読むからこそ新規事業のヒントが目にとまったと塾長は分析されていました
塾長は、常々これを「有意注意」といい、忙しいときにこそ、ささいなことでも気を込めて行うという習慣をつけるべきであり、興味がないものでも、努めて意識を向けるということをすべきであると、そうすれば、毎日トレーニングされた研ぎ澄まされた神経をもって、正しい判断ができる人になると仰っています
毎回唸らされる塾長例会ですが、今回も大変勉強になりました
サッカー日本代表の岡田監督から予選突破の報告がありました