2009.07.02

岡田幹事長

民主党の岡田幹事長の講演に行ってきました

やはりテーマは「政権交代」でしたが、それほど「何が何でも政権奪取を!」みたいな熱は伝わって来なかったですね…

もう政権交代は確実という事なんでしょうか?

民主党政権で10年はやりたいと話されていたのが印象的で、淡白なように聞こえますが、長期的に1党支配が続くと腐敗するから、10年間隔で政権交代していく位が健全だと

そのスタンスは、政権交代が現実味を帯び出してから、よく言われていて、そこは凄く共感できるんです

また、人間的にも信頼できて親近感がわき、応援したくなる議員の方も多いと感じます

しかし私たちの業界の存在そのものを否定する「派遣法改正」を推し進める政党を支持する事は難しいですね

質問コーナーでは、岡田幹事長に直接聞いてみました

原田 「登録型派遣禁止にまで踏み込むという法改正について、あらゆる産業や雇用に対して貢献してきたという自負が業界にはあり、今回、民主党を中心とした野党から業界否定をされたという認識から、応援する事が出来ない。派遣の現場で起こっている事を正しく理解された上での判断なのか?岡田幹事長はどう考えておられるのか?意見をお伺いしたい」

岡田幹事長 「登録型派遣禁止については、野党3党で2ヶ月間徹底的に議論を尽くした結果、決定した。正社員との所得格差や所得が上がらない事は、やはり問題であり、規制が必要だ。ただ、詳細は決まっていないので、改正にあたっては業種や職種ごとの見直しになる」

要約すると、こんなやり取りでした

やはり、現場の声が正しく伝わっていないとな~と、派遣反対論者の主張がそのまま改正の必要性の理論として使われています

正直言って、政権奪取のために民主党内の派遣肯定派、派遣法改正慎重派が妥協させられた感じがしました

私も今回の様な内容の派遣法改正が本当に国や国民のためになるなら、少しは辛抱出来ますが、どう考えても日本の産業や、正規、非正規問わず労働者のためにならないと思います

業界関係者も交えて、もっと議論していく事が必要です

うちの社員Kazuko嬢は岡田家の遠縁にあたるそうです

 

岡田幹事長

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