家族の生活も困窮しているのに、それを差し置いて、社会的弱者のために活動する
聞こえは良いですけど、家族にしたら、たまったもんじゃないです(笑)
そんな自由奔放な親父が、2年間の闘病生活の末、昨日亡くなりました
一緒に遊んだ時間も、話した時間も、一般家庭に比べて極端に短かったように思います
男同士ってこんなものなんですかね?
「うちは母子家庭やで」
母親や姉達がよくいってました
私が、あえてハードな組織に身を置いてきたのは、家で足りなかった父性を外に求めてきたのかもしれません
一方で、弱肉強食の業界や組織に身をおきながら、弱者の視点があるのは、完全に親父の影響でしょう
手法は違えど、社会的弱者へ手を差し伸べる精神は、バトンタッチされたようです
体が弱るまでは、家族から見放されていましたが、ここ2年間は母親や姉達が献身的に看病し、私も大阪に帰る度に見舞いに行き、死ぬ間際になって、ようやく家族らしくなりました
親父も満足して逝ってくれたのではないでしょうか
あの世で、ゆっくり休んでください